筋雲と味噌汁 | 株式会社スノーキャスト
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筋雲と味噌汁

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冬季になると西高東低の気圧配置になり、西から大陸の冷たい高気圧による寒気が吹き出してきます。この非常に冷たい寒気(-30℃程度)が、少なくともそれよりははるかに暖かい(-10℃程度)であろう日本海上の海の上を吹きぬけることによって両者の間に温度差が生じ大気の状態が不安定になります。これを、気象衛星の可視画像で見ると、きれいな対流雲域として観測されます。

これをコンピュータの中で再現してみました。※クリックで拡大します。

上の図は、大気の水平断面上の流れの鉛直成分を描画したものです。(黒:上昇流、白:下降流)
始めの段階(t=0)では容器の形状に沿って幾重に規則正しく取り巻く縞模様が解析されました。時間の経過と共にこの縞模様の形は崩れ、細胞状の構造が形成され順次その形を変え続けている事が分かります。

実はこれ、味噌汁が上手に表現しています。静止した「おわん」をじっと見ていると、きれいな湧き出しと吸い込みの場所が規則的に並んでくるのです。これは熱い味噌汁とその上の冷たい空気との間に温度差が生じ対流現象が起こるためです。。※クリックで拡大しアニメーション表示されます。

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